Microsoft Storeで、Windows10向けのUWPアプリとして「Amazon Alexa」がダウンロードできます。Window10のバージョンは1803 (April 2018 Update)以降になります。
今回はAlexa(アレクサ)についてです。
Amazon Alexa(アレクサ)とは
Alexa(アレクサ)はAmazonが開発したAIアシスタントです。このAlexaはスマートスピーカーといわれるスピーカータイプのAmazon Echoに組み込まれているほか、スマートフォンのiOS・Android用アプリとしても提供されています。
Alexa(アレクサ)とマイクに呼びかけることで、会話を楽しんだり音楽再生、スケジュールの作成と確認、アラームの設定、ニュース・天気予報や交通情報などを知ることができます。
また、部屋の照明や家電のコントロールなど対応するスマートデバイスを操作することができます。
Alexaのインストール
「Microsoft Store」から"アレクサ"または"Amazon Alexa"と検索から探すことができます。後はインストールして、Amazonのアカウントでログインしたら終了です。
インストールが終わりましたら左上のハンバーガーメニューから「設定」>「このコンピュータにサイインしてアプリを起動」でパソコンの起動と同時にAlexaが起動するか選択することができます。
Alexa(アレクサ)にスキルを追加
Alexaは、そのままでも高い能力と柔軟性をもっています。また、Amazonプライム会員であれば、Prime Musicとの連携やPrime Readingで書籍の朗読が可能ですが、Alexaにはスキルとよばれる追加機能があります。
AmazonのWebサイトのカテゴリー「Echo & Alexa」>「Alexaスキル」又は下記のURLから表示することができます。
https://www.amazon.co.jp/gp/browse.html?node=4788676051&ref_=nav_em_T1_0_4_5_2__kss
ここには約2000のスキルがあり、ほとんどが無料で利用できます。
例えばradiko(ラジコ)でラジオを聞きたい時にスキルを追加すると、好みのラジオを聴くことができます。
アプリとスマートスピーカーの連携
Windows10アプリやスマートフォンアプリとスマートスピーカーのAmazon Echoとは家庭内などの同一ネットワーク内であれば連携して利用することができます。
例えば、1階と2階で同じ音楽を再生したり、1階のキッチンから2階の部屋へ「ご飯ができたよ!」などと呼びかけたりもできます。
Cortana(コルタナ)とAlexa(アレクサ)
Windows10にはOSに組み込まれたAIアシスタントのCortanaがありますが、Windows10の大型アップデートMay 2019 Update(バージョン1903)でCortanaと検索ボックスが分離されました。
また次回の2020年春に予定されている大型アップデートでは、OSから分離されて「Microsoft Store」アプリの1つとして残るようになりそうです。
MicrosoftはAmazonとこの分野で提携しており、AIアシスタントとして先行しているAlexaがメインになっていく可能性があります。なお2020年1月31日にはiOSとAndroid用アプリのCortanaは米国など一部の地域でサポートを終了しています。
他にもAIアシストがありますが簡単に触れていきます。
Apple社のSiri(シリ)はiPhoneやApple製品を利用する人には馴染みがあると思います。HomePod(ホームポッド)というスマートスピーカーもあり、高性能なAIアシストです。
Google Assistant(グーグルアシスタント)は、Siriよりも幅広い分野で利用することができ、Google Home(グーグルホーム)というスマートスピーカーもあり高機能なAIアシストになっています。
それ以外にも特定の機能に特化したものなど多くのAIアシストが存在しています。
さいごに
Amazon Echoにできて、Windows10アプリのAlexaではまだできないことも一部ありますが、今後どんどん進歩していきます。またAIアシストのAlexaは人工知能を搭載しているので、使えば使うほど賢くなっていきます。
最初は正確に答えられないことでも、使うことで正しく認識していくことができます。
Alexaアプリは無料で利用することができますので、気に入ったらスマートスピーカーのAmazon Echoを購入してみたら良いでしょう。
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