JR東日本が2019年2月18日から、忘れ物紛失防止タグの「MAMORIO(マモリオ)」と提携した、お忘れ物自動通知サービスを本格的に開始しました。
MAMORIOとは
「MAMORIO」は世界最小を謳う日本製忘れ物紛失防止タグ(スマートタグ)で、「MAMORIO」をバックや財布・鍵などに取り付けてBluetoothでスマートフォンと接続して利用します。
Bluetoothの通信距離(30~60m)以上離れた場合、スマートフォンの専用アプリに位置と時刻を通知する仕組みになっています。
MAMORIO Spotとは
「MAMORIO」には上記の仕組みの他に、駅や企業・商業施設に設置した専用アンテナ「MAMORIO Spot」に届いた「MAMORIO」タグを自動的に検知し、所有者に自動通知する仕組みのことです。
今回JR東日本では主要な51駅に「MAMORIO Spot」を設置し、駅や列車内の忘れ物の管理の省力化をおこなうことになりました。長野県内では長野駅も含まれています。
「MAMORIO Spot」はJR東日本以外にもJR西日本・JR九州、関東の地下鉄や私鉄や全国の大手私鉄の650路線に拡大しています。
また高島屋などの商業施設や東京大学や東京中央郵便局などへと設置が進んでいます。
「MAMORIO Spot」一覧はこちらをご覧ください。
「みんなでさがす」機能
「みんなでさがす」機能とは、手もとから離れた「MAMORIO」ユーザーが別の「MAMORIO」ユーザーのスマートフォンとすれちがった時に、その場所を知らせる機能です。
「MAMORIO」が普及することで「MAMORIO Spot」以外の場所でも紛失物を正確に見つけることに役立ちます。
MAMORIO安心プランとは
1タグが年間1,000円で加入できるサービスで、MAMORIOアプリから申し込みをします。
紛失・盗難時に「みんなで探す」モードが自動ON機能とMAMORIO社から発見支援サポートが受けられます。また鍵や電子機器・バックによって補償金額が異なりますが、発見困難な場合の補償が受けられます。
MAMORIOの商品について
スタンダートの「MAMORIO」、電池寿命が伸びた「MAMORIO S」、電子機器やいろいろ貼り付けるシールタイプの「MAMORIO FUDA」、ボタン形状の「Me-MAMORIO」があります。
どのタイプも電池交換は不可ですが、本体交換プログラムがあって通常の半額で交換してくれます(一部制約あり)。
最後に
「MAMORIO」のようなスマートタグは海外のメーカーからも多く販売されています。しかし、まだ店頭で販売している商品は限られているので通販サイトでは購入するとよいでしょう。
スマートタグについてはこちらのブログ記事も参考にして下さい。