グーグルアースプロ(Google Earth Pro)は2015年に無償化された高機能バーチャル地球儀ソフトでWindows・Mac・LinuxのOSで利用することができます。
Google Earthとの違い
項目 | Google Earth | Google Earth Pro |
印刷の解像度 | 1000ピクセル | 4800ピクセル |
GIS データの読み込みポート | - | ESRI .shp、MapInfo .tab |
住所の一括読み込み | 各住所を手動でジオロケート | 一度に 2500 件まで自動でジオロケート |
大きな画像ファイルの読み込み | テクスチャ サイズ | スーパー イメージ オーバーレイ |
追加のレイヤ | - | 人口統計、土地区画、交通量 |
書き出し用プレミアム動画の作成 | - | HD 1920 x 1080 |
このように実際の業務でも使用できるプロ仕様となっています。
Google Earth Proを使ってみる
まずは起動時に表示される【スタートアップヒント】に沿って操作を始めてみましょう。
この中で注目の機能は「ツアー機能の使用」です。ビデオのアイコンでGoogle Earth表示している状態を録画して保存することができます。
もう1つは「過去の画像の表示」です。レイヤの「建物の3D表示」のチェックを外し、時計のアイコンをクリックすると現在の様子だけでなく過去の様子も見ることができます。先程の録画機能と組合わせてもいいかもしれません。
面白い機能として、メニューの「ツール」>「フライトシミュレータを開始」から飛行機を選択して世界中を飛行することができます。ゲーム感覚で楽しめますが、操作がシビアで思い通りに飛行するには慣れが必要そうです。
宇宙を旅する
Google Earth Proのメニューには地球以外の天体なども表示することができます。
- 星空(Google Sky)では遠くの銀河の様子などが美しい画像と共に見ることができます。ここでもチュートリアルが充実していますので、操作と宇宙の仕組みを楽しく学びながら進めていくことができます。
- 火星(Google Mars)ではガイドは英語での表示になりますが、高画質の地形と探査の解説をみることができます。また左のレイヤ「Historic Map」では人類の火星を観測してきた様子を見ることができます。
- 月(Google Moon)では、一部日本語表示になっていますが具体的なガイドなどは英語になっています。ここでは月探査の歴史をアポロ計画を中心に動画なども交えながら詳しく解説しています。
最後にGoogle Earth Proをダウンロードする方法はいくつかありますが、こちらのサイトからダウンロードして下さい。 それでは、宇宙と時空の旅をお楽しみ下さい!