スマートフォンで人気のLINEですが、私たちが自分で作成して販売できるのがものに「LINEスタンプ」と「LINE着せかえ」があります。
市民パソコン教室長野校では、スタンプや着せかえが学習できるLIIN講座を「LINEスタンプ総合講座」としてリニューアルしました。
LINEクリエイターズマーケットとは
LINEは、LINE電話や文字やスタンプ・写真を使ったチャット(トーク機能)が手軽に利用できることで人気を集めました。
当初LINEスタンプは企業が販売する「公式スタンプ」だけでしたが、LINEクリエイターズマーケット[LINE Creators Market]が開設され誰でもスタンプや着せかえが販売できるようになりました。
LINEクリエイターズマーケットに登録されたスタンプは日本だけでなく、LINEが使える世界230ヶ国で販売することができます。
LINEスタンプの作成
2016年10月から、従来はスタンプを40個作成しないと販売できませんでしたが、最低8個でもLINEクリエイターズマーケットで販売することができるようなりました。
40個作成することがネックになっていた人には朗報といえるでしょう。
LINEの審査とは
LINEクリエイターズマーケットのガイドラインに沿って作られているかが審査されます。
スタンプが販売できるようになった当初は、申し込みが殺到して審査が何カ月もかかっていましたが、現在は1週間程度で審査が終わり販売できるようになります。
スタンプはオリジナルの物であれば、プロのような作品である必要はありません。ウマ下手なスタンプのほうが人気が出る場合もあります。
LINスタンプ総合講座では、LINEクリエイターズマーケットのガイドラインに沿った作成方法を学ぶことができます。
LINEクリエイターになって副収入って?
インターネットにスタンプで何十万円も収入を得たとか、月5万円儲かるスタンプの作り方などと謳うサイトもありますが、実際にはどうなのでしょうか?
LINEクリエイターズマーケットが始まった頃はテレビなどで高額収入を得た人が話題になりましたが、今はクリエイターズタンプ数が約20万種類(2016/12/06現在)と、とても多く簡単に高額収入を得ることは難しくなってきています。
最近は、自分で作ったスタンプをLINEで使いたい、お友達や家族に自分のスタンプを使ってもらいたい。他にも結婚式の記念にスタンプを作りたい、子供の誕生祝いにしたいなど、純粋にオリジナルのスタンプを作成したい人が増えています。もちろん販売もされてますから、売れたらラッキーですけどね。
LINEスタンプ講座について
LINEクリエイターズマーケットのガイドラインに沿って申請から登録までが学習できます。
初級編の作成では、ペイント系フリーソフトFireAlpaca(ファイアアルパカ)を使用して、手書きのイラストに色を塗って仕上げていきます。
実践編の作成では、ドロー系のフリーソフトInkscape(インクスケープ)を使用して手書きのイラストを元にイラストを仕上げていきます。
入門編と実践編に分かれていますが、お勧めはドロー系のInkscapeを使った実践編です。ペイント系は気軽に始められる利点がありますが、ドロー系は基本になるイラストを1つ作成して、表情やポーズなどを変えながら作成していけますので、効率的に作業をすることができ、統一感も出せるのでスタンプ作成には最適です。作成数は実質8個からになります。
どちらで作成するかはご相談しながら決めていけますので安心して始められます。
なお有料ソフトにAdobeのIllustratorもありますが、希望があればそちらも対応可能です。
LINE着せかえ作成講座について
「LINEクリエイターズマーケットのルールに従って申請から登録までが学習できます。
着せかえの作成にはフリーソフトのInkscape(インクスケープ)を使用する実践編の講座になります。
基本的にはLINEスタンプ講座と重複しますので、スタンプ講座の次のステップに適しています。もちろんLINE着せかえ講座から始めても大丈夫です。
作成する数は46個(サイズ違いだけもありますので、実質24個)になります。
今後の予定
2017年には、LINEの動くスタンプの作成や写真を使ったLINEスタンプの作り方など講座を増やしていく予定でいます。お楽しみにしていて下さい
【LINEスタンプ総合講座】の詳細はhttps://goo.gl/LTwxCS